まず、6年度に入りまして、海上自衛隊のヘリコプターの航空事故がございまして、本日午前中に木原防衛大臣から行方不明でした7人の方々について死亡と判断したという発表がございました。それで遭難された8人の方々の死亡が確認されたことになります。
また、先日、陸上自衛隊北富士演習場で手りゅう弾投てき訓練中に事故がございまして、陸上自衛官の方がお亡くなりになりました。
前途洋々たる自衛官の方々を失ったことは大変残念なことだと思っております。
また、ご家族の方々にお悔みを申し上げたいと思います。
さて、本日は令和6年の総会です。提示されいます議事次第に則って、これから整斉と議事が行われますが、最近の家族会本部における動きについてご紹介させていただきます。
まずご承知のように一昨年の暮れに安全保障三文書ができました。その中で関係団体との協力もしくは充実強化を通じて家族支援を全うするという表現が入っております。
これを受けて、今私どもと隊友会と一緒になって防衛省の事務当局とこの問題について、意見交換の場を設定しております。来月にも第2回目が行われようとしています。
また、いわゆる家族支援協力の協定は、現在各自衛隊と締結しているところですが、これを省レベル、分かりやすく言えば、大臣との間で協定を今年度中に締結しようということで、事務局にいろいろと調整をさせております。
こういった動きを受けて、家族会の目的であります防衛意識の普及高揚と自衛隊に対する協力支援というものについて、われわれとしてもどのようにするか、また防衛省が何を望んでいるのかということを十分意見交換していくことが重要ではないかと思っております。
多岐にわたる議論を通じて、実りある成果が得られることを切に望んでおります。