令和8年の新春に寄せて
皆さま あけましておめでとうございます
公益社団法人自衛隊家族会会長を務めさせてい
ただいております、増田好平です。
この場をお借りして、令和8年の年頭にあたり、謹んで新年のごあいさつをさせていただきたいと存じます。
今年の干支は「丙午(ひのえうま)」です。
「丙」は、十干の3番目に位置し、陰陽五行説では火性の陽にあたるため「太陽のように大きく広がる火」「明るい」「活発」「華やか」「生命力にあふれている」など、太陽や火が持つ強いエネルギーを象徴していると言われています。
「午」は、十干の7番目で、南の方角や太陽が一番高く昇る正午を象徴しているため「火の気」や「勢いや運気が最高潮に達している状態」を表しているとされています。
総じて「丙午」は火の力が重なる干支であり、そういう意味で令和8年は、情熱や勢いが高まり、太陽のようにエネルギーが満ちあふれる年となると言えるでしょう。
前回の丙午の年は昭和41年でしたが「丙午年生まれの女性は気性が激しく、夫を不幸にする」といういわれがあり、出生数が前年に比べて25%も減るという現象が起きました。
それでも出生数は136万人でした。令和6年の出生数が69万人でしたので、昭和41年のほぼ半分となっています。もし、前回と同様に、令和8年の出生数が25%減ることになれば、約50万人となってしまいます。
人口減少の問題は、わが国にとって非常に深刻な問題と言わざるを得ません。
また、この年は、今の若い方々にはピンとこないかもしれませんが「ビートルズ」が来日した年でもありました。私は当時、中学3年生でしたが、もう60年も経ったのかと思うと、月日の流れの早さを感じてしまいます。
昨年は、3月14日に、当時の中谷防衛大臣との間で、岩﨑隊友会理事長とともに「家族支援に対する協力に関する協定書」を締結させていただきました。これまで陸・海・空幕僚長との間で結んでいたものを、大臣レベルに格上げしたといえるもので、極めて画期的なことでした。
また、締結式において中谷大臣から「防衛省・自衛隊にとって、隊員家族は、わが国防衛の最大の理解者であり、防衛力の中核たる隊員を献身的に支え続ける、かけがえのない存在です。そのような意味で、隊員家族は、防衛力を発揮していく上で、極めて重要な存在であります」とのお言葉をいただきました。防衛大臣が隊員家族について、このような認識を示されたのは、初めてのことではないかと思います。
昨年10月には、高市早苗内閣が誕生し、防衛大臣には自由民主党総裁選挙に立候補された小泉進次郎衆議院議員が就任されました。小泉大臣は着任の際の訓示において、自らが担うことになった3つの重大な使命の一つとして、隊員と「その御家族」を守り抜くことを挙げられました。
さらに、この着任訓示において小泉大臣は「家族」という言葉を8回も使われました。小泉大臣の隊員家族に対する思いには、相当強いものがあることが感じられます。
以上のように、防衛省における隊員家族に対する認識は、これまで以上に重きが置かれてきていることが感じられます。われわれ自衛隊家族会としても、この機会を捉えて、活動を一層充実させていきたいと思います。
さて、今年、令和8年に公益社団法人自衛隊家族会は創設50周年を迎えます。
われわれとしては、この50周年を大きな節目として、さらなる発展を遂げることを考えていきたいと思います。50周年の記念事業として「自衛隊家族会の歌」や「自衛隊家族会50周年史」の作成等を行ってまいります。
特に「自衛隊家族会の歌」につきましては、歌詞を公募したところ、少し心配しておりましたが、実際には多くの自衛隊家族会会員から応募をいただきました。これから選定された歌詞に曲をつけていただくことになりますが、50周年の記念式典では、ぜひ会員の皆さんとともに歌いたいと思っております。
また、今年は、自衛隊家族会の定款にある「目的」を変更し、これまで触れていなかったことが不思議な気もしますが、「家族」への協力を加える方向で検討をしております。
最後に公益社団法人自衛隊家族会の会員および防衛情報紙「おやばと」愛読者をはじめとする皆さまにとって、本年が昨年以上に、平穏で実りある年になることを祈念して、私の年頭の辞を締めくくりたいと思います。
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